経済のグローバル化に伴い、中小企業においても海外進出が進んでおりますが 、海外市場の販路開拓や模倣被害への対策には、進出先において特許権や商標権等を取得することが重要です。しかし、海外での権利取得には多額の費用がかかり、資力に乏しい中小企業にとっては大きな負担となっています。

特許庁では、地域中小企業の戦略的な外国出願を促進するため、都道府県等中小企業支援センターに対する補助金交付を通じて、外国への事業展開等を計画している中小企業に対して外国出願にかかる費用の一部を補助しています。

〔事業内容〕

  • 補助率:1/2以内
  • 補助額:1企業に対する上限額:300万円(複数案件の場合)
  • 案件ごとの上限額:特許150万円
  • 実用新案・意匠・商標60万円
  • 冒認対策商標:30万円
    ※冒認対策商標:第三者による抜け駆け出願(冒認出願)の対策を目的とした商標出願
  • 補助対象経費:外国特許庁への出願料、国内・現地代理人費用、翻訳費等詳しくは こちら をご覧ください。

Japioからのお知らせ

特許に関連するニュース

  • 国際出願関係手数料改定のお知らせ Open or Close

    2024年9月1日から、国際出願関係手数料が改定されます。2024年9月以降に本手数料の納付をする場合は、手数料の額及び適用関係に御注意をお願いします。

    詳しくはこちらをご覧ください。

  • 国際出願関係手数料改定のお知らせ Open or Close

    2024年8月1日から、日本国特許庁以外の国際調査機関が国際調査を行う場合の調査手数料(SG)が改定されます。2024年8月以降に本手数料の納付をする場合は、手数料の額及び適用関係に御注意をお願いします。

    詳しくはこちらをご覧ください。

  • 海外展開に向けた新事業を開始します Open or Close

    令和6年度、特許庁では、中小企業、中小スタートアップ企業、大学等が、海外において特許、実用新案、意匠又は商標の権利化をする際に要する費用の一部を助成する事業を実施します。

    詳しくはこちらをご覧ください。

  • 国際出願関係手数料改定のお知らせ Open or Close

    2023年11月1日から、国際出願関係手数料が以下のとおり改定されます。2023年11月以降に本手数料の納付をする場合は、手数料の額及び適用関係に御注意をお願いします。

    詳しくはこちらをご覧ください。

  • 海外で見つけた模倣品の対策を支援します Open or Close

    特許庁では、中小企業の海外での適時適切な権利行使を促進するため、独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)を通じて、海外で取得した特許・商標等の侵害を受けている中小企業の方々に対し、模倣品の製造元や流通経路等を把握するための侵害調査及び調査結果に基づく模倣品業者への警告文作成、行政摘発、税関差止申請、模倣品が販売されているウェブページの削除等を実施し、その費用の一部を助成しています。

    詳しくはこちらをご覧ください。