EPOニュースレターより espacenetに日本のリーガルステイタス追加

新年にふさわしい良いニュースをお届けします。EPOではこのたび、リーガルステイタス情報における重大な欠如とみなされ、多くの要望をいただいていたデータの補充を行いました。2012年1月22日より、日本文献のリーガルステイタス情報が、EspacenetとOpen Patent Services、及び「Worldwide legal status」一次データ製品の一部にてご利用いただけます。これは、EPOと日本特許庁との、長年に渡る密接な相互協力の成果といえるでしょう。

下表は、この新たなデータに関する主要項目の詳細です。

  1. カバー範囲
    2011年4月~ / 毎週更新、日本におけるデータ更新から約6~8週のタイムラグ。
  2. 利用可能データ
    Aコード群 / 出願から登録/拒絶までの手続情報
    Rコード群 / 権利者の変更、料金支払等の登録情報
    上記リーガルステイタスコード情報の詳細は本ウェブサイト”Useful Tables”を参照。
  3. 未公開データ
    Tコード群 / 審判情報、すなわち審判、異議、無効に関する情報(注:日本における異議は2004年に廃止)

日本文献のリーガルステイタス情報に関するお問い合わせは、Asia Patent Information Servicesチーム(Tel.: +43 1 52126 4545、eメール:asiainfo@epo.org)まで。同チームでは、日本文献リーガルステイタスの検索/モニタリングサービスを提供しており、またアジア地域の特許情報に関する様々なお問い合わせに対応しています。